全ては移り行く季節の中
変わらぬものなど何もない
だから、その刹那が美しく、
たまゆらの命がいとおしい

 

ヒナゲシ(ポピー/虞美人草)

まるで薄い紙で作ったかのような4枚のしわのある花弁。
細く伸びた茎はまるで背伸びをしているよう。
白い壁に緑のコントラストが美しい。

 

ハルジョオン (ハルジオン/春紫菀)

マンションの部屋の前にいつの間にか沢山のハルジョオンが咲いています。
ハルジョオンの花々を飛び回るモンシロチョウたち。
しゃがみこんで眺めていると直ぐ目の前の花に止まりました。
風れ揺れる花にぶら下がるように止まり、蜜を吸っているのでしょう。
午後の日差しが眩しく感じます。

ハルジョオンはよく目にする何気ない野草といった感じですが、大正時代に観賞用に北アメリカから輸入された品種だそうです。
 

 

ムラサキカタバミ (紫片喰・紫酸漿)
 
淡紅色の小さな花弁が群生し鮮やかに目に映ります。
こんな小さな花々も見て見てって自己主張しているんです。
 

サクラソウ(桜草)

江戸時代から観賞用に栽培され、その品種は百種以上。
花弁の色や形も様々です。